当方はコンピウタを道具にお仕事している都合上、身体に直接触れる入力デバイス(キーボードとマウス)にはそれなりにこだわりがある。こだわるところは「使っていて気持ちいい」こと。なんとなく違和感を抱えたまま作業を続けると肩こりや頭痛の原因になるし、すぐにイライラしてしまう。
例えば、キーボードがしょぼいけど薄くて軽くてバッテリの長持ちするノートPCと、キーボードが素晴らしいけど厚くて重くてバッテリの長持ちしないノートPCがあったとする。そのどちらか一方を選ばざるを得ない状況になったとしたら、迷わず後者を選ぶだろう。ようするにLet's Note派ではなくThinkpad派なのである。
で、ここ最近のお気に入りキーボードはソルダム株式会社のWindyキーボード、VANGUARD V101だ。
黒くなきゃイヤイヤ
キーピッチが19mmとやや広めのメンブレンスイッチ式のフルキーボードだが、FILCOなどのメカニカルキーボードと比べるとケタ違いにキーが軽いため、ほとんど力を込めずにカカカカカとキータッチする当方にとっては非常に押しやすい。このキータッチをあえて一言で表現するならば「ジャンプ大パンチ小キックキャンセルアッパー昇龍拳(ケン限定で)」。とどのつまりが小気味いい→チョー気持ちいいのだ。全然一言じゃないな。
このキーボードを1年ほど自宅のメインPC用として使っていたが、今では会社のPC用にも同じものを購入して愛用しているほどである。ちなみに商品説明に「打鍵音の静粛化等こだわりました」と書いてあるが、実のところけっこううるさい。よく深夜4時ごろまで叩いてるので、薄壁の向こうにいるお隣さんが不眠症になるんじゃないかと心配してしまうほどである。
で、会社のPCが今週はじめに新調されたのだが、それに伴いマズいことが起きた。実は新しいPCにはPS/2端子が一つもないのである。このキーボードはもちろんPS/2。当然使えない。アイヤー、困ったアルヨ。つまり今日はこのキーボードを会社で使えるようにするために冒頭の変換ケーブルを買ってきたのである。
USBデバイスをPS/2に変換するパーツはそこらへんで適当に手に入るのだが、その逆となると途端に店頭に並ばなくなるようだ。あまりにも見当たらないのでひょっとしたら流通してないんじゃないかと思い始めた矢先、5軒目に入ったT-ZONE PC DIY SHOPの3Fでこっそり売られているのをようやく捕獲できた。明日の設置が楽しみである。うへへ。
ちなみにこのキーボードはミネベア製「NMB RT6652TWJP」のOEM品らしい。純正品を買えば3,600円も安いのにあえてソルダムで買う理由は一つ。
ブランド買いしてるから。
ケースもブランド買い。黒だし。ステキー☆
キーボードがしょぼいけど薄くて軽くてバッテリの長持ちするノートPCと、キーボードが素晴らしいけど厚くて重くてバッテリの長持ちしないノートPCのどちらかを選ぶとしたら、間違いなく私はLet's noteを選ぶ。
・・・ノートPCを頻繁に持ち歩くからだ。
そしてキーボードは私的にPFUのHappyHackingKeybordをオススメする。