中小企業の場合、少ないリソースをうまく活用しながら「継続的に利益を生み出す仕組み」を作っていく必要がありますが、それを実践していくのに必要不可欠な要素の一つとして 情報共有の徹底 があげられます…よね?
ということで、現在弊社で使っている情報共有ツールをリストアップしてみました。僕自身が様々なツールをテストしてきた結果、今の形に落ち着いたので、これらの組み合わせは結構イケるんじゃないかと自負しています。
それじゃさっそく行ってみよう。
TODO管理 → check * pad
超シンプルなTODO管理ツール。社員それぞれがアカウントを作成し、全員でTODOリストを共有すれば即座に全社共通のTODOリストに早がわり。携帯にも対応しているのがうれしい。
スケジュール管理 → Google カレンダー
直感的に操作できるスケジューラ。Googleアカウントを登録するだけで使えます。POsyncを使えばモバイル(W-ZERO3)の予定表とも連動できるのがすごすぎる。
日常業務の情報共有 → OpenPNE
オープンソースSNS。インターフェイスがmixiと類似しているので、mixiをやってる人に対してはラーニングの必要性がほとんどない、というのが最大の利点。日記機能で日報を書いたり、プロジェクトごとにコミュニティを作って情報共有したりしています。
弊社では2つのクローズドなSNSを立ち上げ、片方は社員同士の情報共有(日報や社内情報のみを共有)、もう片方は社員+取引先との情報共有(共同作業をする上で必要な情報を共有)という使い方をしています。
情報のまとめ → PukiWiki
オープンソースのWiki。上記のSNSと機能がかぶるところがありますが、SNSから重要な情報を抜き出したりして「社内まとめWiki」として活用するのがよいかと思います。
ドキュメント管理 → Subversion + TortoiseSVN
本来ならばプログラムのソースコード管理に使うツールですが、弊社ではWord、Excel、PowerPoint、pdfなど、プロジェクトに関連するドキュメントだったら何でもかんでも追加しています(もちろん、本来の使い方もしてますが)。一度コミット(登録)してしまえば、次からは時と場所を選ばずにファイルが取り出せるので便利。
単なるファイル置き場ではなくバージョン管理もしてくれるので、デスクトップに「20070402_1.doc」「20070402_2.doc」「20070402_3.doc」などのファイルを残しておかなきゃならない、なんてことはありません。
ココから先はちょっと番外編。
メールサーバ → Google アプリ 独自ドメイン向け
共有ツールではないけれど、非常に使えるのでピックアップ。独自ドメイン版の GMailが1アカウントにつき2Gまで使えます。スパムメールフィルタが非常に強力。使い始めてからは、迷惑メールが迷惑でなくなりました。
バグ管理 → mantis
いわずと知れたバグ管理システム。システム開発で威力を発揮。Subversionと連携すると便利すぎ。
ここで紹介したツールはすべて無料で使えますが、運用していく上では相応の情報リテラシーが必須なものもちょこちょこありますので、これなら自分でも使えそうだなーと思ったものだけ使うのがよいかと。
で、こんな感じで各種ツールを使いまくり、日々ビシッと情報共有しているんですが、弊社はまだ2人しかいません…早く大きくなりたーい。