drupalすげえ

CMS大好きっ子な僕としては、各種CMSの普及とウェブの重要度とが類似曲線を描いていくと見込んでいたりする。で、今はtailupと二人で洋モノCMSであるところのdrupalをコッソリいじりはじめているのだけれど、これやばすぎるよ。いじって「楽しい!」と思ったCMSは初めてだ。

楽しいけれども、決して使いやすくはないので手を動かしながら覚えるしかない。けれども、慣れていくにしたがって「きっと裏ではこんな風に動いてるんだろうなー」という仕組みがざっくりと把握できるようになるので、管理者としては非常に安心感がある。なんかよくわからんブラックボックスをいじってる感じじゃなくて、ちゃんとハンドリングできてるぞ、って感じ

だから、さっきまでわからなかったことが不意にわかると「あー!そうか、裏ではきっとこう動くからこうなってるのか!」とすごくうれしくて、ついつい時間を忘れていじってみたくなってしまう。この感覚は以前XOOPSやnucleusを使っているときにはなかったなあ(当時はスキルがなかっただけかも?)。

この一連の作業が楽しすぎて、仕事が手につかない。

さらに、ブログエントリ、フォーラムエントリ、固定ページ要素などの全コンテンツを「ノード」という共通単位(=共通テーブル)で一元管理し、データ表示時には呼び出し元のモジュール(ブログモジュール、フォーラムモジュール、固定ページモジュールなど)ごとに整形して表示するだけという、非常にシンプルで合理的な設計思想に目からうろこが落ちた。そうだよ!見せ方は違えどコンテンツは所詮コンテンツなんだから、単一テーブルにまるっと全部入れちまえばいいんだ!すげえ!

しかも普通にインストールするだけ(初心者にはかなり敷居が高いかもだが)でパラメータなしのURLにしてくれる&そこそこまともなHTMLを吐いてくれるので、SEO業者(つか僕ですが何か?)的にも非常にありがたい。

ただしシステムのインストールだけでなく、モジュールのインストールやテーマのカスタマイズも男気溢れる感じなので(FTPアップロードが原則とか、sqlは自前でDBに流さなきゃいけないとか)、ここらへんの統一化&簡便化がされて、かつ日本語コミュニティがちゃんと動いて、さらにだれかがうまいこと宣伝してくれれば、国内でかなりいい勢いで広まるんじゃなかろうかという希ガス。(日本じゃあまり聞かないが、海外での評価はめっさ高いし

つことで、MovableTypeやtDiaryやWordPressの管理画面にちょっと飽きてきた人は、気分転換に触ってみてはどうでしょうか?

関連リンク

drupal(本家)
Drupal Japan

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: drupalすげえ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://monolog.spanstyle.com/mt/mt-tb.cgi/333

このサイトについて

自分用リンク

Powered by Movable Type 4.22-ja

PR

このブログ記事について

このページは、ishiiが2006年2月25日 02:35に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「誰も教えてくれないgoogleデスクトップの活用法」です。

次のブログ記事は「「検索エンジン経由でネットショップを訪れて印鑑を買う人」シミュレーションをしてみた」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アイテム

  • swfobject.png
  • symfony.png
  • doclean.png
  • clean.png
  • twitterui.png
  • php5.2.8-warning.png
  • pagesaver.png
  • analytics.png
  • Munsell Hue Test.png
  • Munsell Hue Test0.png