最近、画像管理ツールのpicasaで遊んでます。
というより、picasa中毒だ。
正直なところ、今までデジカメ画像の管理はかなりしんどい作業だった。
データディレクトリ内にyyyy/mmdd/の形式でディレクトリを作る。
外部メモリから取り込んで保存。
さらにディレクトリの表示方法を縮小版に変更。
Photoshopを立ち上げ、縦撮りした画像をピックアップしながら「90度回転→保存→閉じる」処理を一括して行う自作バッチをあてまくる。
この作業を、溜まっている日付ごとに黙々と繰り返す。
で、やっと作業終了。
当然気力も終了。
ヘタしたら子一時間かかるこの作業の後じゃ、思い出に浸るとか、そんなおセンチな気分にはならないわけですよ。
必然的に、外部メモリーが一杯になった時を見計らって「そろそろ例の作業をやらなきゃなあ」とか思うようになっちゃうわけですよ。
結果として、取り溜めた画像はHDDの肥やしになるばかりなり。
で、この閉塞感を心地よくブチ破ってくれたのがpicasaだ。
撮影日付は画像のExif情報から取得してくれるから、どこからどこまでが同じ日付なのか一目瞭然。
複数画像を選択して「右クリック→新しいフォルダへ移動」とやれば、撮影日付ごとのフォルダ作成が驚くほど早い。
さらに画像の回転はボタン一発。
画像ファイルを実際に回転&保存するんじゃなく、あくまでもpicasaでの表示を回転させるだけなので(iniファイルに書き込んでる)、処理待ちはほとんどなし。
切り抜き、コントラスト調整、赤目処理など、必要十分な修正機能もついている上、これらの処理もやっぱりiniファイル書き込みしかしないのでラクラク。
「変更した画像はいちいち保存する」という固定概念を打ち破るとは、なんてことをしてくれるんだ。
ちなみに回転のエフェクト自体もものすごーくなめらかーなので、見てるだけでも気持ちええ。
今、目の前にあるL判の写真を手でくりくり回して眺めてる感じ。
「ああ、俺、回転してるな」と。
煮ても焼いても食えなかったドリアンが、レモン汁をかけたらあっさり喉を通った感じ。
ごめん、やっぱ食えないや。
まあいい。
で、ちょっと使ってみると、すぐに管理のコツがつかめるようになる。
すると、今まであれほど時間をかけていた作業を、ものの数分(あるいは数十秒)で遂行できている自分に愕然としてしまう。
こうなると、すでに画像管理の作業は苦痛ではなく、むしろ楽しい時間になってしまう。
いや、楽しすぎる。
つーかやばすぎ。
ここんところ3日間、チマチマと作業していただけのはずなのに、気がついたら過去3年間で取り溜めた2000枚ほどの画像を全て整理しきってしまった。
おそるべしpicasa。
そしてありがとうpicasa。
※アフィリエイトとかじゃないです。
とっても読み易いし納得の文章です。
私もpicasa使ってみたくなりました。
ところで、これ使って何故、HDDが一杯にならないのか、仕組みが判りません。そこが知りたいです。
>>森さん
コメントありがとうです!
たぶん、最近はHDD容量がおっきくなってきてるからだと思います。。。