よく撮った度:★★★★☆
お肌つやつや度:★★★★☆
ノンフィクション度:★★★★★
--------------------------------------------------------
総合:★★☆☆☆
Amazonレビューより抜粋。
1972年、ウルグアイの学生ラグビーチームを乗せた飛行機がアンデス山脈で遭難した。33名が生き残ったが、数日後捜索は打ち切られてしまう。絶望と飢餓に襲われた彼らは、仲間の屍を食べた…。
72日間を生き延びて奇跡の生還を果たした16名の若者たち。南米アンデス山中で実際に起こった信じられない出来事を再現したサバイバルドラマである。SFXを駆使した墜落場面と、カナダ西部の3000メートル級の山にロケした雪山シーンが見もの。ロケ現場では空輸した何万トンもの雪で人工の雪崩まで起こしている。監督はスピルバーグの盟友フランク・マーシャル。イーサン・ホーク、ヴィンセント・スパーノらヤングスターたちの演技が大いに評判となった。(アルジオン北村)
1972年にアンデス山脈で実際に起こった悲劇を映画化したもの。
カニバリズム(食人)を肯定しなければ生きられない極限状態において、いかにして彼らが生還したのかがとてもよくまとまっている…と言いたいけれど、極限状態の割にはメンバー全員が常に血色が良すぎて、イマイチしっくりこない。
どんどんやせて弱っていくとか、ヒゲボウボウで小汚くなっていくとか、目つきがどんどんヤバくなっていくとか、少しは小細工をしてくれよと言いたくなるくらいにみんな健康体で小奇麗。「極限状態って、絶対こんなもんじゃないでしょ?」という言葉がどうしても先に出てしまう。
さらに「生き延びたことの素晴らしさ」ばかりがフォーカスされてるので、欲深さとかの「人間の汚い部分」についてはほとんど描写なし(ご遺族に配慮した結果だとは思うけど)。
ギッコンバッタンの裏の土がつく部分、一番汚いけれど一番肝心なところを見ようと思ってたのに、いつもと同じ目線の高さでしか見せてくれなかった感じ。残念。
※映画でなく、ドキュメンタリーとしてならば見ておいてソンはない。
せっかくですから、運命を分けたザイルがDVD化されたら見てください。
話を聞いただけで、震えました。
極限状態に遭遇した、本人たちによる、
インタビューと再現ドラマ。
http://unmei-zairu.com/
といっても私はまだ見ていないんですがね。
おお素晴らしい。是非見てみませう。
つか結構前の作品なのに、リリースウィンドウ長いな。ハリウッドに慣れすぎてるのかしら?