職場で色々とお世話になっている「鈴木さん」という方がいる。63才になる鈴木さんは水彩画を描くのが趣味で、世界中をあちこち旅行してはステキスケッチをたんまり書きためたりしている多趣味な方だ。その鈴木さんが初めて銀座で個展を開くというので、久しぶりに銀座まで出向いてきた。
←家を出た直後、お隣さんの庭に鈴なりになっていたきんかんをパチリ。
地下鉄を降りたら三越の脇からすずらん通りへ。17時を回っていたので、周囲は結構暗い。とりあえず、早歩きでずんずん歩いてみる。
すでに人もまばらだ。→
かなり歩いたけど、まだかなあ?と思っていたら、だんだんと夜の銀座の風景になってきた。あれえ?こんなところにギャラリーがあるのか?鈴木さんからいただいた案内ハガキを握り締めているとはいえ、地図を読めない当方としてはちょっと不安だ。
←あーテレビで見る光景だ。つかそのまんまだ
と思ってたら、突然ギャラリーに到着。ギャラリーはとてもこじんまりとしていて、初めて個展を開くんだったら気負いしなくていいかもしれない。
入ろうとしたら、看板の影からネコがのっそり歩いてきた。→
ギャラリーに入ると、5,6人のお知り合いの方と鈴木さん夫妻がいた。ずんこを紹介した後、二人でギャラリー内をじっくり歩く。今までもいくつか作品を見せてもらう機会はあったが、ちゃんと額に入った状態で見ると、ぐっとサマになる。風情のあるカフェに飾られていたらとてもしっくりくるような、そんな暖かみのあるステキな絵ばかりだった。
さらに展示2日目にも関わらず、6,000円~25,000円くらいの絵が10枚以上売れているのには本当に驚いた。確かに、そのくらい出してもソンじゃない、と思ってお買い上げする人の気持ちはものすごくわかる。
↑ああ、オデもこんなステキな老後を過ごしたい。
鈴木さん夫妻やお知り合いの方と30分ほど楽しくお話させていただいた後、Mac miniを見るためにApple Storeへ。
相変わらずオサレ。→
で、さわってきた。うん。小さいね。オサレだね。
ちなみにシネマディスプレイのでかいのが繋がっていたので、その大きさの対比はものすごいものがあった。「小さいけど、パワフルでしょ?」というメッセージを伝えたかったのかもしれぬ。
←店内入ってドンツキに1台だけあった。
触ったりすることはできたけど、キーボードもマウスもついてないので、何もできやしない。とりあえず手のひらの大きさと比べてみた。やっぱり小さい。
操作できないしねえ・・・。→
その後、G4ノートでターミナルを出してウェブサーバでも起動させてみたいなと思いFinderを使ってみたが、一向にプログラムが見当たらない。「ターミナル」とかいうプログラムがあったけど、ダブルクリックしたらログビューワだったし。ああ見当たんないよう見当たんないようと同じ操作を猿のように繰り返していたら、横で見ていたずんこがだんだん不機嫌になってきたのであわてて店を出た。
で、最後にマリオ銀座でイタリア料理を食して帰ってきたのだけど、ここのハウスワインが想像以上に飲みやすく、思わずデカンタをおかわりしてしまうほどだった。パスタもピッツアも申し分なくおいしいし、サービスがとても丁寧。さすが銀座に店を構えるだけはある。ランチは800円からあるらしいので、今度コッソリ来てみよう。
店を出る時、酒に弱い当方はこともあろうか相当なヨッパライになってしまっていた。ヒャックリは止まらないわ千鳥足になるわ有楽町駅前の交差点で正座してしまうわで、最後は単なる中年オヤジみたいになっていた気がする。
それでも地元に戻ってくる頃にはかなり普通になってきたので、市川駅近くのコンビニでアイスを買い込み、寒空の下、アイスを食いながらのんべんだらりと帰宅しました。ああ楽しかった。