いつだって、祭のあとはあっけない。
小学校の夏休みが終わり、2学期が始まるちょうどその頃、裏山の神社では毎年夏祭りが執り行われていた。
縁日の露店から立ち込めてくる原色的な匂い。
山の木々を容赦なく揺さぶる太鼓の音。
雄々しく張られた幟(のぼり)の、まぶしいほどの白。
目を離した隙に全てが消えてしまうような気がして、実家と神社を結ぶ急な階段を何度も何度も行き来していたのを覚えている。
そこにいることが幸せだった。
その瞬間に生きていることが、幸せだった。
しかし、それは呆気なく終わった。日曜日の夕方、全てが終わった境内は、まるでミイラだった。
そうか、これが祭のあとか。そうか、これが祭のあとなんだな。
そうして僕はまた日常に戻っていった。
いつだって、祭のあとはあっけない。
本当はこの後、実家から帰ってきたとたんに風邪ひいて37.6℃の熱を出しながら(下から)出して出して出しまくって布団とトイレだけが友達状態だったけど今日の18時頃に(やや)固形物が排出されたからだいぶ収まって来たヨよかったよかったでもこの連休中に色々やろうとしてたこととか連絡しなきゃいけないこととかを全然やってなくてマズイヨびーというたいへん心暖まる話に繋げようと思ってたけどもう四捨五入すると午前3時になるみたいだからめんどくさくなったので放置。連絡事項はまた明日。おやすみ。
バブルがはじて15年になろうという今日この頃。
この時代の事を、国民的、祭りのあと、というんだろう・・・
体はもうすっかり治ってますが、色々とドタバタしていて更新がおざなりになりがちです。