コンスタンティン [Constantine]

地獄度:★★☆☆☆
天国度:★☆☆☆☆
ありきたり度:★★★★☆
原理主義度:★★★★★
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総合:★☆☆☆☆

公式サイトより抜粋。

たった2分間だけ成功した自殺の罪を贖うために、天国と地獄のエージェントとなった男、ジョン・コンスタンティン。正義とは無縁の彼の戦いには、パターン化されたありきたりの勧善懲悪の影は微塵もない。信じていなかった超常現象に事件解決の糸口を見出してしまう刑事、神の代行者でありながら個人的な陰謀を企てる天使(ルビ:ハーフブリード)、悪魔祓いができない司祭、天使と悪魔の両方が集うナイトクラブを経営する実業家……。既存のステレオタイプで語れるキャラクターは皆無だ。誰もがそれぞれに矛盾と謎を抱え、背景にはみっちりと描き込まれた物語性を負っている。そして、その真ん中にいるのが、ヒーローになりたがらないヒーロー、ジョン・コンスタンティンなのだ。ストーリーの奥は、どこまでも深い。

CMを見て「お、なんかマトリックスぽいかも?」と思って期待していたけど、キアヌ・リーブスは単なる客寄せだった模様。

「天国と地獄をテーマに、一つ頼むよ」とキリスト教原理主義者の脚本家に頼んだらこんな感じになるよ、という一例。ただしヒネリも含みも厚みもないのが悲しいところだけど。レイトショーの1,200円ですら出し惜しみしたくなる、ごくごくありきたりな内容のB級映画だ、クソったれ。

次回作への伏線っぽいラストではあったけど、続編が出せるほど本作が興業的にイケてるのかどうかは微妙な予感。

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旦那にくっついて、何も考えずに映画館に行って、「コンスタンティン」を見た。 …酷い。これは私が今まで見た中で最もつまらなかった映画、3本の指に入る。 ひとつは「... 続きを読む

コメント(2)

クソ映画と言われれば、言われるほど見に行きたくなります。そうやって見に行って「あー、やっぱり君の言うとおりにしておけばよかったー」って後悔することになるのです。
(そう言えばウチの弟も見に行って「ビミョー」とか言ってたな...)

アクションもストーリーも中途半端です。
寸止めプレイが好きな方なら是非。

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このページは、ishiiが2005年5月 9日 20:49に書いたブログ記事です。

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