知り合いに自称「詳しい人」がいて、私の古いパソコンを「買い換えるくらいなら作リましょう。」と話を持ちかけてきました。私の希望は、
古いパソコンの使える部品は使って欲しい。
ビデオ録画が出来て、DVDを製作できる。
ネットゲームができる。
XP搭載でオフィスソフト搭載。
というものです。予算は高くても10万円。
昨日届いたのですが、パソコンの性能が775しかありません。古いパソコンが400でしたから、2倍にもなっていません。メモリーも128から102に下がっています。部品メーカーLG・カノーピス・オープンといった聞いたこともない無名で、どうみても三流です。ハードディスクだけが日立というちゃんとした会社でした。そして、驚いたのが、電源をいれると、すでに私の名前が登録されています。こんな大事なことは、使う本人が行うことではないでしょうか。
他の友人に念の為聞いてみましたが、「10万円以下の予算では普通できない。知り合いだから大サービスしたはずだ、」と言われました。では、なぜ東芝やソニー、NECといった国内有名メーカーで組み立てなかったのでしょうか。パソコンの大きさも異常な程で、安い部品で簡単につくったみたいなのです。私の古いNECのパソコンの部品は使っていないみたいで、とても気になります。
代金の支払いはまだですが、こんな程度のパソコンに支払う価値があるのでしょうか。
一応、私の希望は叶ってはいますが、納得できません。ひとつ、製作者と談判できるアドバイスをお願いします。
初心者と熟練者との間にある「知識」という壁。それは同時に、熟練者と初心者の間にある「同じ目線の高さでモノを考えることができない」という壁、でもある。
「昨日届いたのですが、パソコンの性能が775しかありません。古いパソコンが400でしたから~」というくだりや、「メモリーも128から102に下がっています」「カノーピス」「オープン」あたりの記述から、誤記や勘違いの多い方であることは容易に想像がつく。また、質問者のレベルというものはぼんやりと見えてくる。大方、こんな感じの人なんだろう。
- パーツのことは全然わからない
- つかPCのことが全然わからない
- だからとりあえず目にした数値や文字をちりばめてみた
- ようするにド素人
なのになぜ、多くの回答者は理解できるはずもない専門用語ばかりを並べているのか。これほど多くのヒントが隠されているのに、なぜ「質問者の記述は全て正しい」という前提で回答をしてしまうのか。
質問者が求めていたのは「自分の選択が正しかったかどうかの判断基準」と「わかりやすさ」の2つ。多くの場合、それに応えることができるのは「同じ目線で簡単な解説ができる回答者」であり、「正しい知識を教えてくれる回答者」ではないと思う。
PCと向き合ってばかりだと、知らず知らずのうちに「正しくないものをできるだけ排除する」癖がついてしまう。でも、人間に対してはもうちょっと柔軟なアタマで対応した方がよろしいんじゃないだろうか。特にPCに関連する疑問については、「正しさ」よりも「わかりやすさ」を求める人は非常に多いのだから。
自分で書いといてナンだが、非常に耳がイタイ。イタイイタイ。
いやはや、なんとも耳が痛い。
自分もPCに詳しくない人に対しては、なるべく専門用語を使わないように話しているつもりですが、知らず知らずのうちに「ドライブをマウントして~」などと喋ってしまい自戒しています。
その道に詳しい人は、知らない人に対して判りやすく知識を伝えることが求められています。
初心者に対して専門用語をベラベラと並べ立てて回答して満足しているのは、極言すれば本当は理解していないことの裏返しかと思われます。
吐血しそうになりました。
ま、
質問の当事者の外面はよいものの、本当に思っていることをいえない性格と、
パソコンを作ってあげた人の、まじめでありながら、説明不足と、営業力のなさ、ハッタリ力のなさと
初期段階で質問を受けている人たちがそろいもそろって、推測力と交渉力に欠けていた
ということが今回のかわいそうなところです。
私としても気をつけていますが、気を引き締めねばいけませんね。
今日のお昼休みに秋葉原を歩いていて、
DVI、D-SUB入力付の17インチ液晶ディスプレイが
23,800円で売られていたからといって
必要そうな人に電話をかけて3台も買ってしまうようでは
まだまだ精進が足らないというほかありません。
>tailup
耳イタイねえ。お互い、擦り傷に塩をもみこむのはやめよう。
>フナエさん
おーもーしーろい!&的確なコトバで説明してくれてありが㌧。そうそう、僕が言いたかったのはソレなのよソレ。つかフナエさんも友人にとっては「自称詳しい人」だから、耳が痛い立場だよね。僕にもTVキャプチャカード貸してくれてるし。
その液晶の話、なんで一声かけてくれないの!ブラックボデーのがあったら、今にも触手が伸びそうなのに!!