連休で帰省したとき、カブトムシの幼虫をもらって帰ってきた。幼虫だから、もちろん白くて親指ほどの太さでウネウネしてるヤツだ。人によっては結構気持ち悪く思う、かもしれない(
僕だってあまり触りたくない)。
もらってきた当初は高さ5cm、直径10cmほどの円筒形の薄っぺらいプラ容器(スーパーでお惣菜が入ってるようなやつ)の中でおとなしくしていたが、いつからかプラ容器のフタをがじがじと咬むようになり、夜中に暗い部屋の中で「ぽこ・・・ぱこ・・・(プラ容器が鳴っている)」という物悲しい音を立てながら一人(一匹)発奮するようになっていた。
手がかからないのでかなり放任主義で育てていたが、ここ2、3日はいつでも脱出できるほどまでにプラ容器の被害がでかくなってしまったので、ついにずんこがムシカゴを買ってきて移し変えてくれた。
「お、ムシカゴに移してくれたんだ。結構気持ち悪くなかった?」
「うーん、それがなんだか結構かわいいと思っちゃうんだよねえ・・・」
ずんこの趣味は、大抵の場合でゲテモノだ。