反戦度:★★★☆☆
映像の統一感度:★★★★☆
人間味度:★★★☆☆
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総合:★★★☆☆
Amazonの内容紹介より抜粋。
1960年。フランス田舎町に住む少年リュシアンは毎週日曜にピエロに扮し皆を笑わせる父親ジャックを恥ずかしく思っていた。だがある日、ジャックがピエロになった理由を聞くことになる。10年前、第二次大戦ドイツ占領下のフランス。ジャックはレジスタンス活動に身を投じたことから捕虜となってしまう。そんな彼に希望を与えたのは、赤い鼻をつけ道化をするナチスの敵兵だった…。
さらりとした反戦映画。だけど見終わった時にはちゃんと「戦争の不毛さ」とか「笑えることの大切さ」だとかを身に染みてしまうのは、僕が単細胞だからなんだろうか。
「ライフ・イズ・ビューティフル」に通じる所があるけれど、ヘンに押し付けがましくないところはとても好きだ。95分で短くまとまってるのもいい。
ありきたりと言えばありきたりだけど、監督をはじめ、作り手の暖かさや丁寧さがひしひしと伝わってくるような作品。それと、シーン(年代)ごとに色合いが完璧に統一されているのはさすが。