RSSに対応してみた

会社のサイトとは、当方が設計・HTMLコーディング・プログラミング・サーバ管理(ようするに全部)を担当して8月末にサービスインしたものだ。

当初は基本的な仕様だけを当方が作り、あとは全て外注する、という予定だった。だったのだが、「出して」といったものを出さなかったり「作って」といった機能を作らなかったり「クラスを作ってモジュール化して」といったら派生のしようがないクラスを作ってきたり「ありえない」バグを大量に出したりと、とにかく「安かろう悪かろう」を地でいく外注さんに運悪く捕まってしまったのである。

あまりのひどさに業を煮やした当方は、ある日社長や取締役に向かって「自分がやりますぅおりゃあああ！」とサラリーマン金太郎よろしく猛烈アッピールしてしまった。それからというもの、当方は自ら広げてしまった大風呂敷に胃を痛めつつも連日深夜までググり、参考書を読み散らかし、コードを書きまくってようやっとPHPとMySQLをモノにし、なんとか運営開始にまでこぎつけたのである。

もちろん、洗練されたデザインには程遠いし、改良の余地も多いにある。それでも当方にとっては、まるで世話が焼ける子供のような、共に戦火を潜り抜けた戦友のような、学校帰りに毎日通ってた調布のゲーセンのような、要するにスゲエ愛着のあるサイトなんである。

そんな親バカ丸出しの愛すべき我が社のサイトであるが、小さくとも情報をメシのタネにしている会社であるからか、更新頻度は2，3日に1回と比較的高いのである(ざっと数えてみたらテキストファイルだけで500近くにまで膨れ上がってたので、ちょっとびっくりした)。で、そのくらいの更新頻度だったらRSS配信したいよネーというのは、ブログ持ちのウェブサイト管理人としては当然考えるところなのである。

で、まず実現手段として「PHPスクリプトによる自動生成」を考えてみた。結果、できなくはなさそうだけど、サイト構成上の理由からとても面倒っぽい。となるとツールを探してくるか、最悪手作業？うげーと思いつつRSS作成ツールを探していたら、すばらしいフリーソフトが見つかった。

RSSエディタ Headline-Editor

Excelライクに編集したのち、保存を押せばあっという間にRSS作成完了。すげー！お手軽！キャーステキ！！機能や自由度は決して高くないけど、「とりあえず出したいハァハァ」という必要条件を100％満たしてくれたニクイヤツである。製作者の大倉 貴之さんに感謝。

で、最近新たに「広報 主任」という肩書きもついたことだし、次はRSS配信開始をネタにプレスリリースでも出しちゃおうかと企んでたりするのである。一人しかいない広報で主任ってどゆことよ、というツッコミはおいといて、どういう文面にしようかすでにアレコレ練ってたりして。