母親から「年賀ハガキがあまってるからあげる」といわれたので、受け渡しがてら新宿まで出向いた。13時半、JR新宿駅中央東口に現れたのはわが妹。
某音大の4年生で、とあるアカペラグループに所属しつつ、毎日深夜まで練習してるんだか何してるんだかわからない生活をしており、たまに実家に帰っても顔をあわせることがない、そんな妹である。案の定今回も2、3の言葉を交わしただけで「もう14時に練習に行かなきゃいけないからじゃーねー」とどこかへすっ飛んで行ってしまった。
以前から実家に帰る度に(頼んでないけど)様々な物資を援助してもらっていた当方であるが、今回も年賀ハガキの受け渡しだけで済むはずもなく、骨付ハム1本、煮豆、アーモンドチョコレート500g×3、炭焼カカオチョコレート×4、ハイチュウ、のど飴×3などなどなど、中くらいの手さげ紙袋にいっぱいのおみやげをもらってしまった。
その後お昼ごはんを食べようと、ランチがよさげということであらかじめツバをつけといた「Flags Cafe」へ行ったが、そこには1時間待ちの長い行列が。うへえ。あきらめて近くにあった地下2階のパスタ屋へ入ったら、案内されたテーブルが奥まってて暗いしオーダーは取りにこないし水もこないしなんか変なニオイはするしでアタマに来て店を出てしまった。ゲンナリしつつもちょこっと歩いて「ハン・ア・リ」という韓国料理店へ。うまそうだったランチの「石焼イカ炒めライス」を頼んでみた。
熱々に熱せられた石焼鍋にご飯が入っており、その上にコチュジャンとかイカの輪切りとかたまねぎとか色々入ったまっかなやつが乗っかってて、それをまぜまぜするとあっというまに白いご飯がまっかっかに。うわ辛そー、でもうまそーとフーフーして一口含んでみると、これが甘い!辛い!
そしてうーまーいうまい!
とても甘口のコチュジャンだけど、芯の通った辛さが一歩後からついてくる感じ。この甘辛さ加減に韓国料理の奥深さを感じつつ、イカやらたまねぎやらを口にするとまたほんのりとやわらかい味がして、なんとも幸せな気分。熱い、旨い、辛い、そんな単語ばかりを口にしながら平らげてしまった。
外に出たら、食道と胃が熱くなっているのがイヤでもわかった。グラフィカルなサーモメーターで温度を測定したら、きっと体の中心部分が面白いように赤く表示されたに違いない。ご飯の量が多いので後半は単調になりがちだったけれど、ぜひまた食べに行きたいと思った。
ちなみに、ランチなら980円。JUGEMに書き込もうと思ったらタイムアウトばっかりしやがるので、こちらにコメント。